こんにちは、年間100冊の本を読む40代キャリアカウンセラーのほんまるです。
突然ですが、あなたは今、こんなふうに感じていませんか?
「毎日忙しいのに、一日が終わると『今日も何もできなかった』と落ち込んでしまう」
「SNSでキラキラした他人を見て、自分の人生が地味に思えて焦る」
「もっと人生を楽しみたいのに、やるべきことに追われて時間が過ぎていく」
その気持ち、痛いほどわかります。
かつての私もそうでした。仕事の重圧、キャリアの迷走、そして予期せぬ震災や病気……。
「人生を立て直さなきゃ」と焦れば焦るほど空回りして、心だけがすり減っていく日々。
でも、ある一冊の本が私の凝り固まった価値観を、優しく解きほぐしてくれたのです。
それが今日ご紹介する、今井孝さんの著書『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』です。
この本は、「24時間すべてを完璧にする必要なんてない」と教えてくれます。
たった2時間、自分を幸せにする時間があれば、人生は輝きだす。
もしあなたが、日々の忙しさに埋もれて「自分の人生」を見失いそうになっているなら、この本は間違いなくあなたの「命綱」になります。
さあ、一緒に「最高のひととき」を取り戻す旅に出かけましょう。

| タイトル | いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才 |
| 著者 | 今井 孝 |
| 出版社 | すばる舎 |
| 発売日 | 2024/6/30 |
サマリー(結論)
本書の結論をひとことで言うと、以下のようになります。
- 幸せな人生に「24時間の完璧さ」は不要。1日2時間の「最高のひととき」があれば、残りの時間も充実する。
- 「やらなくていいこと(5つのムダ)」を徹底的にやめれば、誰でも時間は作り出せる。
- ご褒美を先にスケジュールに入れ、小さな幸せを積み重ねることが、結果的に大きな成功を引き寄せる。
どんな人に読んでほしいか
- 「今日もただ忙しいだけで終わった」と虚しさを感じている人
- 真面目すぎて、休むことに罪悪感を持ってしまう人
- 将来のために「今の楽しみ」を我慢して生きている人
- 自分らしい幸せを見つけたいキャリア迷子の方
『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』の要約ポイント
著者の今井孝さんは、数多くの成功者を見てきた結果、ある事実に気づきました。
幸せな成功者たちは、大富豪のように遊んで暮らしているわけではなく、意外と普通に仕事をしています。
ただ一点、決定的に違うことがありました。
それは、1日のうちに意図的に「最高のひととき」を作り出しているということ。
本書から、私たちが今すぐ取り入れられる重要なエッセンスを3つに絞って解説します。
1. 「いい1日」はたった2時間で作られる
私たちはつい、「朝から晩まで充実していないと、いい1日とは言えない」と思い込みがちです。
早起きして、バリバリ仕事をして、ジムに行って、勉強して……そんな「完璧な1日」を目指しては、挫折していませんか?
しかし著者は断言します。
「すべての時間が充実していなければ幸せじゃない」という考えを捨てなさい、と。
例えば、夜に大好きな友人と2時間飲む約束があったらどうでしょう?
その2時間のために、朝の通勤も、昼の退屈な事務作業も、「あと少しで楽しい時間が待っている!」とウキウキした気分で乗り切れませんか?
充実した毎日とは、すべての時間が充実している必要はなく、たった2時間を最高に充実させるだけでいいのです。(中略)そのおかげで、朝も、通勤途中も、勤務時間も充実した時間に早変わりするのです。
(本文より引用)
たった2時間の「オセロの白」が、残りの22時間の「黒」をすべて「白」にひっくり返してしまうのです。
2. 時間を生み出すために「5つのムダ」を捨てる
「2時間も好きなことをする時間なんてない!」
そう叫びたくなったあなた。わかります。私もそうでした。
ですが、現代人の生活は想像以上に「ムダ」で溢れているのです。
著者が提唱する「いますぐやめるべき5つのムダ」をチェックしてみてください。
- 惰性で続けていること(意味のない定例会議、形式だけの報告書)
- よく思われたいためにやっていること(必要以上に凝った資料作成)
- 不安だからやっていること(念のための資格取得、付き合いの飲み会)
- 自分がコントロールできないこと(天気やニュースへの過度な心配)
- 積み上がらないこと(ただお金のためだけのバイト的な作業)
特にドキッとしたのは「不安だからやっていること」ではないでしょうか。
「何かあったら困るから」と抱え込んでいる仕事や人間関係を手放すだけで、驚くほど時間は生まれます。
3. 幸せの「先取り」スケジュール術
多くの人は、「やるべきこと(仕事)」をスケジュールに詰め込み、余った時間で「やりたいこと」をやろうとします。
でも、悲しいかな、時間は余りません。仕事は膨張するからです。
いつも幸せな人は、逆の発想をします。
まず「ご褒美(最高のひととき)」を先にスケジュールに入れてしまうのです。
- 金曜の夜は映画を見る
- 水曜のランチはあのカフェに行く
- 日曜の朝はゆっくりお風呂に入る
そして、そのご褒美を楽しむために、仕事を終わらせる。
「何をするか」の前に「どんな1日にするか(テーマ)」を決める。
デザートを美味しく食べるためにメインディッシュを食べるように、ご褒美というゴールを設定することで、日々の集中力と幸福度が劇的に上がるのです。
私が実際に試して変わったこと:強迫観念からの解放
かつての私は、「ムダな時間=悪」だと思い込んでいました。
キャリアカウンセラーとして、父として、「常に生産的でなければならない」「他人から立派だと思われなければならない」という呪いにかかっていたのです。
しかし、本書の「いますぐやめるべき5つのムダ」を読み、ハッとさせられました。
特に私に刺さったのは、「よく思われたいためにやっていること」と「自分がコントロールできないこと」への執着でした。
私はこの本を読んだその日から、2つのことを「やめる」と決めました。
1つ目は、「完璧な父親・夫であろうとすること」。
部屋が多少散らかっていても死にはしない。手料理が作れない日は惣菜でいい。
「ちゃんとしている人と思われたい」という見栄を捨て、家事のハードルを極限まで下げました。
2つ目は、「ネガティブなニュースを見続けること」。
震災の経験からか、不安でついニュースサイトを巡回しては、自分ではどうにもできない世界情勢に心を痛めていました。
これを「コントロールできないムダ」と割り切り、スマホを見る時間を強制的に減らしました。
すると、どうでしょう。
不思議なことに、今まで「時間がない」と嘆いていたのが嘘のように、心と時間に余白が生まれたのです。
空いた時間で、私は大好きな「聴く読書(Audible)」をして、近所の公園を散歩するようになりました。
たった30分〜1時間の散歩ですが、好きな本を聴きながら風を感じる時間は、まさに私にとっての「最高のひととき」。
「自分を満たす時間」を確保したことで、イライラすることが減り、結果的に家族や相談者さんに対しても、以前より優しく接することができるようになったのです。
自分が幸せになることは、周りのためにもなる。
そう気づけたことが、この本から得た一番の収穫でした。
明日からできるアクション
あなたが今日から「時間の使い方の天才」になるための、小さなステップを3つ提案します。
- Step 1:「自分を幸せにしてくれるものリスト」を作る
数百円で買えるお菓子、好きな入浴剤、散歩など、「簡単にできること」から書き出してみましょう。自分の機嫌を取る方法を知っている人は最強です。 - Step 2:スマホを見る時間を「10分」減らして、ボーッとしてみる
惰性でSNSを見ている時間を、意図的にやめてみてください。その時間を「何もしない贅沢」に充ててみましょう。 - Step 3:来週末の予定に、真っ先に「ご褒美」を書き込む
「時間ができたら」ではなく、今すぐ手帳やカレンダーアプリに「○○に行く」「映画を見る」とブロックしてください。そこから1週間の計画が始まります。
まとめ
人生は、約3万日しかないと言われています。
その限られた時間を、焦りや不安で埋め尽くすのか、それとも「小さな幸せ」で彩るのか。
それは、あなたの選択次第です。
大きな成功や、莫大なお金がなくても、私たちは今すぐ幸せになれます。
1日の中でたった2時間、自分の心に従って生きる時間を持つこと。
それが、あなたの人生を「いい人生だった」と言えるものに変えてくれるはずです。
まずは今日の帰り道、コンビニで大好きなスイーツを買って帰ることから始めてみませんか?
そんな小さな一歩が、あなたの明日を変えていきます。
関連書籍
- 『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス 著)
お金を貯めることよりも「経験」に使い、今を楽しむことの重要性を説いた世界的ベストセラー。本書と併せて読むと、人生の優先順位がより明確になります。 - 『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(グレッグ・マキューン 著)
「やらなくてもいいこと」を捨て、本当に重要なことだけに集中するための思考法。本書の「5つのムダ」を捨てる実践論として役立ちます。
※本記事は、今井孝著『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』を元に、私自身の経験と解釈を加えて構成しています。
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